Another 姫☆組 (姫シリーズVol.3) 【完】
「でも、校則で決まってるし・・・」
「校則? そんなのイチイチ気にしてたらなんも出来ないわよ? その膝が隠れる丈って、ありえないわよ・・」と私のスカートを指差すママ
「俺もそう思う・・ 咲の足は綺麗なのに、そんなに隠さなくてもいいんじゃないか?」とパパ
ねぇ・・パパ・・ それって娘に向かって言う言葉?
「はいはい・・ もう遅刻しちゃうから行くね」
いちいち聞いていられないので、適当にあしらって私は、キッチンを後にした
そんな私の背中に向かって
「そんなんじゃ、彼氏の一人や二人、出来ないわよ~」とママが叫んでいた
昨日は、少しは化粧をしろっていわれたし、その前は、髪型に文句をつけてきた
そりゃあ、パパみたいにかっこよくて、ママみたいにスタイルよければそれも栄えるだろうけど、なんせ、何もかも並の私だから、あんまり意味ないのに、いつまでも親ばかな両親は、諦めがつかないみたい
でも、あのふたりの遺伝子を足して、私が生まれるって・・・
隔世遺伝かしら? って、おじいちゃんとおばあちゃんに失礼か!?
ママは、彼氏のひとりやふたり・・なんていったけど、彼氏、ふたりもいらなし・・
それにちゃ~んと彼氏いるもんね!
それも、向こうから告白してきたんだから!
化粧ッ気なくたって、髪型ダサくたって、膝が隠れるスカート丈だって、ちゃーんと私を見てくれる人がいるんだから!
「校則? そんなのイチイチ気にしてたらなんも出来ないわよ? その膝が隠れる丈って、ありえないわよ・・」と私のスカートを指差すママ
「俺もそう思う・・ 咲の足は綺麗なのに、そんなに隠さなくてもいいんじゃないか?」とパパ
ねぇ・・パパ・・ それって娘に向かって言う言葉?
「はいはい・・ もう遅刻しちゃうから行くね」
いちいち聞いていられないので、適当にあしらって私は、キッチンを後にした
そんな私の背中に向かって
「そんなんじゃ、彼氏の一人や二人、出来ないわよ~」とママが叫んでいた
昨日は、少しは化粧をしろっていわれたし、その前は、髪型に文句をつけてきた
そりゃあ、パパみたいにかっこよくて、ママみたいにスタイルよければそれも栄えるだろうけど、なんせ、何もかも並の私だから、あんまり意味ないのに、いつまでも親ばかな両親は、諦めがつかないみたい
でも、あのふたりの遺伝子を足して、私が生まれるって・・・
隔世遺伝かしら? って、おじいちゃんとおばあちゃんに失礼か!?
ママは、彼氏のひとりやふたり・・なんていったけど、彼氏、ふたりもいらなし・・
それにちゃ~んと彼氏いるもんね!
それも、向こうから告白してきたんだから!
化粧ッ気なくたって、髪型ダサくたって、膝が隠れるスカート丈だって、ちゃーんと私を見てくれる人がいるんだから!