Another 姫☆組 (姫シリーズVol.3) 【完】
バタバタもがくから、仕方なく離してみると、顔を真っ赤にしている咲
「大吾~」と呆れ顔の龍馬
「どう? おいしかった? お代わりする?」と俺は龍馬の言葉を無視して咲を見た
「しない!!」
あ~あ・・・ 怒らせちゃったみたい・・
でも、そんな咲もかわいいんだよね
「咲~ ごめんてば~」ソファに座った咲のご機嫌を伺う俺
そんな大吾を見て、カウンター席では、アリと姫花が大爆笑していた
ぶっちゃけ、俺がやきもちとかするなんて、想像すらしてなかった
自分だけ見ていて欲しいとか、あの笑顔は俺だけのもの・・とかさ・・
独占欲っての? そういう欲もあるんだって、咲に会って知った感情
一人の女に満足するなんて、モテない野郎の言い訳だと思ってた
でも、そう思える女に出会えたことって、奇跡なんだろうな~ なんて思う俺ってキモイ・・・
短編集12 【完】
2008.11.14
「大吾~」と呆れ顔の龍馬
「どう? おいしかった? お代わりする?」と俺は龍馬の言葉を無視して咲を見た
「しない!!」
あ~あ・・・ 怒らせちゃったみたい・・
でも、そんな咲もかわいいんだよね
「咲~ ごめんてば~」ソファに座った咲のご機嫌を伺う俺
そんな大吾を見て、カウンター席では、アリと姫花が大爆笑していた
ぶっちゃけ、俺がやきもちとかするなんて、想像すらしてなかった
自分だけ見ていて欲しいとか、あの笑顔は俺だけのもの・・とかさ・・
独占欲っての? そういう欲もあるんだって、咲に会って知った感情
一人の女に満足するなんて、モテない野郎の言い訳だと思ってた
でも、そう思える女に出会えたことって、奇跡なんだろうな~ なんて思う俺ってキモイ・・・
短編集12 【完】
2008.11.14