Another 姫☆組 (姫シリーズVol.3) 【完】
翌日、琴乃はウキウキしながら登校した
しかし、いつもの様に、姫花達は仕事で誰も登校しておらず、そのまま3日が過ぎていった
「琴乃・・ アレどうしたの?」
あの日、一緒にいた友達が遠慮がちに聞いてきた
「アレって?」
琴乃は何のことかわかっていたのだが、あえて聞いてみた
「・・・・写メだよ? 香山さんに見せたの?」
「・・・まだだよ? だって、お仕事が忙しくて学校来てないじゃない? だから、本人に直接見せるのはやめたの」
と琴乃は満面の笑みで微笑んだ
「え? どういう事?」
「・・・大倉学のスキャンダルってもう少し高くつくと思ったんだけどさ~ やっぱ、浮気じゃ駄目ね 不倫ぐらいじゃないとさ~」と琴乃は笑った
「・・・売ったの?」
友達の顔は引きつっていた
「しょうがないじゃない? 私をバカにしたんだから」
「そう・・・」
友達は、琴乃の顔を寂しげに見つめ、そのまま教室を出て行ったが、琴乃は気に止めることもなかった
しかし、いつもの様に、姫花達は仕事で誰も登校しておらず、そのまま3日が過ぎていった
「琴乃・・ アレどうしたの?」
あの日、一緒にいた友達が遠慮がちに聞いてきた
「アレって?」
琴乃は何のことかわかっていたのだが、あえて聞いてみた
「・・・・写メだよ? 香山さんに見せたの?」
「・・・まだだよ? だって、お仕事が忙しくて学校来てないじゃない? だから、本人に直接見せるのはやめたの」
と琴乃は満面の笑みで微笑んだ
「え? どういう事?」
「・・・大倉学のスキャンダルってもう少し高くつくと思ったんだけどさ~ やっぱ、浮気じゃ駄目ね 不倫ぐらいじゃないとさ~」と琴乃は笑った
「・・・売ったの?」
友達の顔は引きつっていた
「しょうがないじゃない? 私をバカにしたんだから」
「そう・・・」
友達は、琴乃の顔を寂しげに見つめ、そのまま教室を出て行ったが、琴乃は気に止めることもなかった