Another 姫☆組 (姫シリーズVol.3) 【完】
「三千人!! どんだけ集まってんの? そんなシンデレラの相手役がアニキって、ありえなくない?」
「だよね~ そんな新人ちゃんの相手役がガクなんて、勿体無いよね~」
「いやいや・・・ そっちじゃなくて・・」
妹と彼女では、話がかみ合わない・・
「じゃあ、最近アニキとは会ってないの?」
「毎日会ってるよ? 昨日も姫ん家泊まったし?」
「え? りん来てたの? ちょっと~教えてよ~」
「だって、声掛けたら、姫花はずっとガクの部屋にいるでしょ? ふたりっきりになれないじゃん?」
「ふたりっきりで何をするのかしら?」
と姫花はニヤッと笑った
「うわ~ 嫌な小姑~」
「でも、りんは本当肌つやがよろしくて・・ 愛されまくってていいね~」
琴乃はそんなふたりの会話を聞いて、一人笑っていた
だって、そんな暢気でいられるのも今日までですもん
そして、昼休みの前に琴乃が気がついた時には姫花とりんは仕事で早退していたのだった
「だよね~ そんな新人ちゃんの相手役がガクなんて、勿体無いよね~」
「いやいや・・・ そっちじゃなくて・・」
妹と彼女では、話がかみ合わない・・
「じゃあ、最近アニキとは会ってないの?」
「毎日会ってるよ? 昨日も姫ん家泊まったし?」
「え? りん来てたの? ちょっと~教えてよ~」
「だって、声掛けたら、姫花はずっとガクの部屋にいるでしょ? ふたりっきりになれないじゃん?」
「ふたりっきりで何をするのかしら?」
と姫花はニヤッと笑った
「うわ~ 嫌な小姑~」
「でも、りんは本当肌つやがよろしくて・・ 愛されまくってていいね~」
琴乃はそんなふたりの会話を聞いて、一人笑っていた
だって、そんな暢気でいられるのも今日までですもん
そして、昼休みの前に琴乃が気がついた時には姫花とりんは仕事で早退していたのだった