元はお嬢様。現在も、本当はお嬢様。ただ、途中、家の事業が傾き始めたことにより、お嬢様であるルートから一時外れたことにより、庶民感覚を持つ主人公は、ただ相手に任せるのではなく、自分で考え一生懸命に前に向かっていく。
そんな彼女に一途に想いを寄せていた昔からの顔なじみの彼。一時疎遠となった彼が目の前に現れたことにより、彼女の人生は変わり始める。
主人公が、過去の経験により、警戒心全開で、でも家族を大切に思いながら、毎日を一生懸命に生きていっている。そして、そんな彼女のことをただ閉じ込めるのではなく、応援しながら温かく手を差し伸べる彼。
一癖も二癖もある人物たちが登場してくる中で、ただ正直にまっすぐに突き進む主人公の姿が、とても際立っていました。