私と彼と兄と
✿ すれ違い
「おはよ〜」
「はよー」
「ねねねねねねね!!華!!!!!」
学校に着くや否や、いきなり私の席に向かって突進…(って言ったら怒るよね)してきた子がいた。
「もう、どうしたの、架純。顔怖い」
私はスクールバッグを机の横にある取っ手に掛けて、息を切らしている架純の方を見た。
架純の手にはスマホが。
「ちょっと、よく見て欲しいの!」
見てみるとーーー
「…っ!!相川…くん」
相川くんが知らない女の子と腕を組んでいる写真だった。
…え。
本当に私と別れた理由って…
「昨日、相川くんのあとを付けて行ったの!そしたらこんな事してるもんだから、もう!」
…架純も架純でストーカーみたいな行為を…
「はよー」
「ねねねねねねね!!華!!!!!」
学校に着くや否や、いきなり私の席に向かって突進…(って言ったら怒るよね)してきた子がいた。
「もう、どうしたの、架純。顔怖い」
私はスクールバッグを机の横にある取っ手に掛けて、息を切らしている架純の方を見た。
架純の手にはスマホが。
「ちょっと、よく見て欲しいの!」
見てみるとーーー
「…っ!!相川…くん」
相川くんが知らない女の子と腕を組んでいる写真だった。
…え。
本当に私と別れた理由って…
「昨日、相川くんのあとを付けて行ったの!そしたらこんな事してるもんだから、もう!」
…架純も架純でストーカーみたいな行為を…