私と彼と兄と
「つーいたっ。…って、おい、華起きろ」
「…んぅう」
目を開けると兄ーーー颯馬の顔が見えた。
うっすらとだけど。
なんか呆れたような顔をして。
ダメだ、瞼が勝手に閉じちゃうーーー
「…ったく、一時間ちょっとの運転で寝るなよ」
あれ、私、寝てたんだ?
ていうか身体がーーー
起こそうと思っても起き上がれないーーー
「…ってまた寝たし」
ちょっと…
あとちょっとだけ……
「…バカ」
チュッ……
「…んぅう」
目を開けると兄ーーー颯馬の顔が見えた。
うっすらとだけど。
なんか呆れたような顔をして。
ダメだ、瞼が勝手に閉じちゃうーーー
「…ったく、一時間ちょっとの運転で寝るなよ」
あれ、私、寝てたんだ?
ていうか身体がーーー
起こそうと思っても起き上がれないーーー
「…ってまた寝たし」
ちょっと…
あとちょっとだけ……
「…バカ」
チュッ……