私を救ってくれたのは君でした。【完】
私の居場所はどこ?
『莉乃。今回のテストはすごく勉強してたのになんで一位じゃないの?』
そんなお母さんの説教にも慣れた。
『ごめんなさい。次は頑張る。』
私はいつもと同じような言葉を返す。
『いつもそれじゃない。莉乃は本当に私の子なのか疑うほど頭が悪いわね。もう親と思わないで。縁切るから』
突然だった。
『え?本気に縁切るの?』
『そうよ。もう関わらないで。』
そんなお母さんの説教にも慣れた。
『ごめんなさい。次は頑張る。』
私はいつもと同じような言葉を返す。
『いつもそれじゃない。莉乃は本当に私の子なのか疑うほど頭が悪いわね。もう親と思わないで。縁切るから』
突然だった。
『え?本気に縁切るの?』
『そうよ。もう関わらないで。』