私を救ってくれたのは君でした。【完】
『とりあえず椅子にでも座っとけよ。』

『あ、うん。』

『コーヒー淹れたけど飲める?』

『うん。ありがと。』

『とりあえずさ、引っ越して来いよ。』

『は?無理でしょ。何言ってんの?笑』

『本気だよ。俺は莉乃と付き合いたいって思ってる。他の奴が莉乃に触れるのが許せない。ここに住むんだったら気がすむまでヤってあげる。』

颯が私に対して真剣に向き合ってくれる事に嬉しいと感じる自分がいた。

『まぁいいよ。この家の方が綺麗だし引っ越してくるわ。』
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