独り占めしても、いいですか?
「Infinity×Sanright…夢のコラボ企画…」
秀ちゃんがタイトルを読み上げると、みんな食い入るようにして紙に目を通し始めた。
沈黙が訪れる。
私は関係ないからその様子を眺めていた。
ちょっと目線を御厨さんに移すと、バチッと目が合う。
すぐにお互い目を逸らしたけど、なんとなく、御厨さんがニヤッと笑っている気がした。
「おい、ここを見ろ」
透が何かに気づいたみたいで、書類の一部を指さした。
「これは…」
「おい嘘だろ⁉︎
なんで日和の名前があんだよ!」
「へっ…⁉︎」
突然出てきた自分の名前にびっくりする。
企画書に私の名前…?
それって、私がこのイベントに出るってこと…⁉︎
秀ちゃんがタイトルを読み上げると、みんな食い入るようにして紙に目を通し始めた。
沈黙が訪れる。
私は関係ないからその様子を眺めていた。
ちょっと目線を御厨さんに移すと、バチッと目が合う。
すぐにお互い目を逸らしたけど、なんとなく、御厨さんがニヤッと笑っている気がした。
「おい、ここを見ろ」
透が何かに気づいたみたいで、書類の一部を指さした。
「これは…」
「おい嘘だろ⁉︎
なんで日和の名前があんだよ!」
「へっ…⁉︎」
突然出てきた自分の名前にびっくりする。
企画書に私の名前…?
それって、私がこのイベントに出るってこと…⁉︎