独り占めしても、いいですか?
「とりあえず、ここはちょっと離れたほうがいいよね…」



私は絢香に背を向けて、できるだけ人のいない方に向かって歩いた。



適当に歩いているうちに…



「あれ…?」



男性用水着のコーナーに来てしまった。



なんとなく、ちょっと恥ずかしい…



人が見当たらないのは不幸中の幸いだった。



「早く戻らなくちゃ」


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