独り占めしても、いいですか?
「日和…」
「日和、こんなところにいたのか」
バッ!
声に驚いて咄嗟に振り向くと、そこには御厨さんがいた。
全く気配がなかったから、2人で過剰に反応してしまう。
「な、なんだ…?」
御厨さんも驚いてる。
ということは…聞かれてない、よね?
「ご、ごめんなさいっ、なんでもなくて…
あの…今の話聞いてたり…」
「は?なんのことだ」
「あっ、えっと、知らないなら大丈夫なんです…!」
よ、よかったぁ…
御厨さんに知られたらスキャンダルだとか言って怒られちゃうもん。
私は今の関係を変えるつもりはないんだけど。
「日和、勝手にあちこち動くんじゃない。
一応病人なんだ。
それに、何かあったら『日和を頼む』と言ってきた一ノ瀬にどやされる」
「はい…」
話題がタイムリー過ぎる…
本当に聞いてなかったんだよね…?
「日和、こんなところにいたのか」
バッ!
声に驚いて咄嗟に振り向くと、そこには御厨さんがいた。
全く気配がなかったから、2人で過剰に反応してしまう。
「な、なんだ…?」
御厨さんも驚いてる。
ということは…聞かれてない、よね?
「ご、ごめんなさいっ、なんでもなくて…
あの…今の話聞いてたり…」
「は?なんのことだ」
「あっ、えっと、知らないなら大丈夫なんです…!」
よ、よかったぁ…
御厨さんに知られたらスキャンダルだとか言って怒られちゃうもん。
私は今の関係を変えるつもりはないんだけど。
「日和、勝手にあちこち動くんじゃない。
一応病人なんだ。
それに、何かあったら『日和を頼む』と言ってきた一ノ瀬にどやされる」
「はい…」
話題がタイムリー過ぎる…
本当に聞いてなかったんだよね…?