独り占めしても、いいですか?
「透は衣装製作担当なの…?」
「ああ、こういうのは得意だからな」
そういえばそうだった。
昔から裁縫は器用にこなしてたもんね。
「あ!ひよ姫!ちょっと手伝ってくれない⁉︎」
私が来てることに気づいたクラスの子に遠くから声をかけられた。
『手伝ってくれない⁉︎』
その言葉が頭の中で反復される。
私、仕事をもらえる…⁉︎
「透、行ってくるね…!」
「ああ」
入学当初はみんなに注目されて、クラスの人でさえ怖かった。
けど、秋にまでなれば学校で私のことをジロジロ見る人はいない。
クラスの人とも普通に話せるようになった。
ひよ姫呼びは続いてるけど…
けど、普通に話しかけてくれるようになっただけで全然嬉しい。
「ああ、こういうのは得意だからな」
そういえばそうだった。
昔から裁縫は器用にこなしてたもんね。
「あ!ひよ姫!ちょっと手伝ってくれない⁉︎」
私が来てることに気づいたクラスの子に遠くから声をかけられた。
『手伝ってくれない⁉︎』
その言葉が頭の中で反復される。
私、仕事をもらえる…⁉︎
「透、行ってくるね…!」
「ああ」
入学当初はみんなに注目されて、クラスの人でさえ怖かった。
けど、秋にまでなれば学校で私のことをジロジロ見る人はいない。
クラスの人とも普通に話せるようになった。
ひよ姫呼びは続いてるけど…
けど、普通に話しかけてくれるようになっただけで全然嬉しい。