独り占めしても、いいですか?
「いやいやいや、あの人だって相当シェリーのこと好きでしょ」
朱莉の言葉を聞いてシェリーちゃんがキョトンとする。
「えっと、ですから、この婚約はお祖父様が決めたものであって…」
「そんなの関係無しに、あいつはシェリーに惚れてるってこと!」
朱莉の言葉にもう一度キョトンとして目を丸くしたシェリーちゃんだけど、すぐにまた下を向いてしまった。
「そんなこと…ございませんわ。
好きなのはいつも私ばかり…」
今にも泣き出しそうな顔をする。
シェリーちゃんって…意外と自分のことには鈍感…?
「直生君は、ちゃんとシェリーちゃんのこと好きだと思うよっ…!
2人のこと見てたら、それだけで好きってわかっちゃうくらいっ!」
「そうそう、てゆーか、フツー嫌いな奴にあそこまで世話焼かないから」
私は「ねー?」と朱莉と顔を見合わせた。
けど、私達の言ってることは、きっとシェリーちゃんには半分も伝わってないんだろうな…
なんで気づがないんだろう…
わかりやすい行動はいくつもあったのに…
朱莉の言葉を聞いてシェリーちゃんがキョトンとする。
「えっと、ですから、この婚約はお祖父様が決めたものであって…」
「そんなの関係無しに、あいつはシェリーに惚れてるってこと!」
朱莉の言葉にもう一度キョトンとして目を丸くしたシェリーちゃんだけど、すぐにまた下を向いてしまった。
「そんなこと…ございませんわ。
好きなのはいつも私ばかり…」
今にも泣き出しそうな顔をする。
シェリーちゃんって…意外と自分のことには鈍感…?
「直生君は、ちゃんとシェリーちゃんのこと好きだと思うよっ…!
2人のこと見てたら、それだけで好きってわかっちゃうくらいっ!」
「そうそう、てゆーか、フツー嫌いな奴にあそこまで世話焼かないから」
私は「ねー?」と朱莉と顔を見合わせた。
けど、私達の言ってることは、きっとシェリーちゃんには半分も伝わってないんだろうな…
なんで気づがないんだろう…
わかりやすい行動はいくつもあったのに…