独り占めしても、いいですか?
「じゃあSunlightを代表して、一ノ瀬君と天沢君!

今の言葉を受けてご感想をどうぞ!」



凛と透の方に周り、マイクを向けた。



「やっ、ちょっ…ズビッ

今、俺に…マイク向けないで下さい…ズッ」



凛が涙を拭い、鼻をすすりながら答える。



本当に…泣きすぎなんだから…



「あらら…

それじゃあ天沢君、一ノ瀬君の気持ちを代弁してどうぞ!」



今度は透にマイクを向けた。



「……娘を嫁に出した父親の気分」



「思ってねぇよ!!!」



とまぁ、軽くコントが終わったところで…



「ようやく集計が終わったようです!」



副会長さんが小さなメモ紙を持ってきた。



「さぁ、いよいよ発表です!

ミスター桜坂に選ばれたのは…」



ダダダダダ…



誰だろう…



凛…透…?



それとも、秀ちゃんや優ちゃんを上回った一般人…?



できれば…凛と一緒に並びたい…!



お願いします…!


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