独り占めしても、いいですか?
「……ん?
翼君、来年ここを受けるって言った…?」
聞き間違い…じゃ、ないよね?
「……?はい」
「うそっ!じゃあ帰って勉強しなくちゃ!
この高校、すごく難しいんだよ⁉︎」
このシーズンに遊んでて受かるわけない…!
「え〜、俺、勉強は好きじゃない…
おもしろくないもん。
風、感じないし」
ほ、本当にこの子はこんな感じで受かるのだろうか…
「それに、ギリギリの勝負の方がすっごくおもしろいから!」
「試験にギリギリの勝負とかいらないよ!」
私は無理やり翼君の背中を押して自転車に座らせる。
本当ならこの時期にこんなことしてる暇無いと思うんだけど…
大丈夫なのかな?
翼君、来年ここを受けるって言った…?」
聞き間違い…じゃ、ないよね?
「……?はい」
「うそっ!じゃあ帰って勉強しなくちゃ!
この高校、すごく難しいんだよ⁉︎」
このシーズンに遊んでて受かるわけない…!
「え〜、俺、勉強は好きじゃない…
おもしろくないもん。
風、感じないし」
ほ、本当にこの子はこんな感じで受かるのだろうか…
「それに、ギリギリの勝負の方がすっごくおもしろいから!」
「試験にギリギリの勝負とかいらないよ!」
私は無理やり翼君の背中を押して自転車に座らせる。
本当ならこの時期にこんなことしてる暇無いと思うんだけど…
大丈夫なのかな?