独り占めしても、いいですか?
「翼君は絢香の弟で、今日は絢香から預かったバレンタインチョコを届けにきてくれただけで…
私が渡したチョコも絢香宛で…」
うわ、なにこれ、必死に弁護士すぎて私の方が怪しいよ…
「ふーん、そうかよ。
絢香さんの弟ねー……弟……弟⁉︎」
「う、うん…」
まぁ、普通驚くよね。
「まじかよ、弟…
絢香さん弟いたのか…
しかもそれが西原 翼…」
だいぶ混乱してるなぁ〜
無理もないけど。
「いや、でもあいつはぜってー日和に気がある。
連絡先渡してたしな、うん、そうに決まってる。
日和、気をつけろよ」
「ああ、それなら…」
私は受け取ったメモを開いてみせた。
「ほら、連絡先、翼君じゃなくて、絢香のだよ」
私が渡したチョコも絢香宛で…」
うわ、なにこれ、必死に弁護士すぎて私の方が怪しいよ…
「ふーん、そうかよ。
絢香さんの弟ねー……弟……弟⁉︎」
「う、うん…」
まぁ、普通驚くよね。
「まじかよ、弟…
絢香さん弟いたのか…
しかもそれが西原 翼…」
だいぶ混乱してるなぁ〜
無理もないけど。
「いや、でもあいつはぜってー日和に気がある。
連絡先渡してたしな、うん、そうに決まってる。
日和、気をつけろよ」
「ああ、それなら…」
私は受け取ったメモを開いてみせた。
「ほら、連絡先、翼君じゃなくて、絢香のだよ」