独り占めしても、いいですか?
唐突に放たれた言葉。
誰も予想していなかった言葉。
『ねぇ凛、月がすごく綺麗だよ』
そう言おうとしたところで不意をつかれた。
一旦思考が停止して、時が止まる。
「へ……?」
それが今の私に出せる精一杯の回答だった。
頭が働き出して、時が回り出す。
今、凛が『好きだ』って…言った…
気のせい…じゃない。
今、私……告白された⁉︎
理解した途端一気に心臓の鼓動が速くなる。
えっ、うそ、いやうそじゃない。
まって、だって、そんな、急に…
いや、そりゃ、私も好きだけど…
えっ、まって、なんて返事したらいいの⁉︎
あっ、もしかしたら友達として…って可能性も…
いやいやいや、この空気はそんなんじゃないよね。
目が真剣すぎるもん。
つまり…好きっていうのは…その、そういう意味の…
うそっ、まって、どうしよう…⁉︎
誰も予想していなかった言葉。
『ねぇ凛、月がすごく綺麗だよ』
そう言おうとしたところで不意をつかれた。
一旦思考が停止して、時が止まる。
「へ……?」
それが今の私に出せる精一杯の回答だった。
頭が働き出して、時が回り出す。
今、凛が『好きだ』って…言った…
気のせい…じゃない。
今、私……告白された⁉︎
理解した途端一気に心臓の鼓動が速くなる。
えっ、うそ、いやうそじゃない。
まって、だって、そんな、急に…
いや、そりゃ、私も好きだけど…
えっ、まって、なんて返事したらいいの⁉︎
あっ、もしかしたら友達として…って可能性も…
いやいやいや、この空気はそんなんじゃないよね。
目が真剣すぎるもん。
つまり…好きっていうのは…その、そういう意味の…
うそっ、まって、どうしよう…⁉︎