独り占めしても、いいですか?
「凛くん!見てみて、カブトムシがいるよ!」
「お!まじかよ!すげー!」
今日はみんなで遠足。
ちょっとした山道を歩くんだけど、そこにいるたくさんの虫にみんな興味津々だった。
いつもは私にぴったりの凛も、今日ばかりは虫につられて姫乃ちゃんの方にいる。
全然寂しくなんかない。
むしろ楽しそうな凛を見れて私も楽しいかも。
「見ろよ日和!」
凛が何か虫を捕まえて手の中に隠して持ってきた。
「なになに?」
「じゃーん!」
手を開いた中にいたのは…
「ひゃっ!?トカゲ!?」
「すげーだろ!」
「やめてよ!気持ち悪いよ!」
「えー」
蝶々とか、もっと可愛い虫かと思ったのに!
「凛くーん!」
「おっ、次は何だ?行ってくる!」
「行ってらっしゃ…って、もういないし」
もう…はしゃぎすぎだよ。
でもいつも以上に楽しそう!
私まで頬が緩む。
「お!まじかよ!すげー!」
今日はみんなで遠足。
ちょっとした山道を歩くんだけど、そこにいるたくさんの虫にみんな興味津々だった。
いつもは私にぴったりの凛も、今日ばかりは虫につられて姫乃ちゃんの方にいる。
全然寂しくなんかない。
むしろ楽しそうな凛を見れて私も楽しいかも。
「見ろよ日和!」
凛が何か虫を捕まえて手の中に隠して持ってきた。
「なになに?」
「じゃーん!」
手を開いた中にいたのは…
「ひゃっ!?トカゲ!?」
「すげーだろ!」
「やめてよ!気持ち悪いよ!」
「えー」
蝶々とか、もっと可愛い虫かと思ったのに!
「凛くーん!」
「おっ、次は何だ?行ってくる!」
「行ってらっしゃ…って、もういないし」
もう…はしゃぎすぎだよ。
でもいつも以上に楽しそう!
私まで頬が緩む。