独り占めしても、いいですか?
☆*:.。. .。.:*☆
と、いうわけで、売店に来た私達。
ごめんね、お母さん。
お弁当は凛がお仕事前の腹ごしらえに食べてくれるみたいだから、今日だけは残させてね。
「うわぁ…凄い人気だね…」
秀ちゃんの言う通り、売店の周りには人が群がってる。
主に男子が。
みんな夢中過ぎて私達に気づいてすらいない。
この中に入って行くなんて…
私死ぬかも…
「これはちょっと厳しいな。
…よし、日和と優希はここで待ってろ」
凛が透と秀ちゃんに
「行くぞ」
と声をかけた。
「えー、僕もお留守番ー?」
優希が不満そうに頬を膨らませる。
「お前見るからに吹っ飛ばされそうだろ」
優ちゃん、ちっちゃいもんね。
「そんなことないよー!
…でも、まぁいっか!
ひよちゃんと2人っきりだし!」
優ちゃんが開き直って、軽く私の手を引いた。
「優希、俺がその役代わってやるぞ」
「お前は買う側だっての。
…んじゃ、優希、日和のこと頼んだぞ」
「はーい!」
凛が透を無理やり引っ張りながら引きずって行った。
と、いうわけで、売店に来た私達。
ごめんね、お母さん。
お弁当は凛がお仕事前の腹ごしらえに食べてくれるみたいだから、今日だけは残させてね。
「うわぁ…凄い人気だね…」
秀ちゃんの言う通り、売店の周りには人が群がってる。
主に男子が。
みんな夢中過ぎて私達に気づいてすらいない。
この中に入って行くなんて…
私死ぬかも…
「これはちょっと厳しいな。
…よし、日和と優希はここで待ってろ」
凛が透と秀ちゃんに
「行くぞ」
と声をかけた。
「えー、僕もお留守番ー?」
優希が不満そうに頬を膨らませる。
「お前見るからに吹っ飛ばされそうだろ」
優ちゃん、ちっちゃいもんね。
「そんなことないよー!
…でも、まぁいっか!
ひよちゃんと2人っきりだし!」
優ちゃんが開き直って、軽く私の手を引いた。
「優希、俺がその役代わってやるぞ」
「お前は買う側だっての。
…んじゃ、優希、日和のこと頼んだぞ」
「はーい!」
凛が透を無理やり引っ張りながら引きずって行った。