親子って?(ママと私・娘と私)
「ただいまぁ。」
香織が帰宅したのは
9時近かった。
「ごめんねぇ。晴香‥」
リビングでまたもや足を
投げ出し携帯をいじり
ながらテレビを見ていた。
その姿に、思わず
「ちょ、ちょっとぉ。なんちゅう
格好してんのよ、あんたはっ!
足、足!足下ろしなさい!」
「・・・・・・・」
無視だ。
「晴香ぁ、晴香ちゃん。悪かった
わよ。今日は早く出た分
早く帰れるつもりだったのよ。」
「別にぃ‥。」
気にはしてないという晴香の
態度だが、香織には
わかっていた。
おもしろいはずがない。
「ほんと、ごめんね。」
「だから、別にっつってんじゃん。」
その一言でまた、香織のほうが
キレテしまうのだった。
「その言い方は何よ!親に向かって!
ママだって別に遊んできたわけじゃ
ないでしょ!」
「誰も、そんなこと言ってねぇって。
すぐキレるしぃ。あーっ!うっざい。」
そういうと、部屋に引っ込んだ。
「ちょ、ちょっと、待ちなさいよ!」
追いかけようとしたが、やめた。
そして、ドアの外から
「ごめん。また、ママキレちゃった。
疲れてたのよ。明日の朝は
ごはんとパンどっちがいい?」
「・・・・・・・」
「ねぇ、どっちかくらい答えてよ。」
「・・・・・・・」
香織は、あきらめてその場を離れた。
香織が帰宅したのは
9時近かった。
「ごめんねぇ。晴香‥」
リビングでまたもや足を
投げ出し携帯をいじり
ながらテレビを見ていた。
その姿に、思わず
「ちょ、ちょっとぉ。なんちゅう
格好してんのよ、あんたはっ!
足、足!足下ろしなさい!」
「・・・・・・・」
無視だ。
「晴香ぁ、晴香ちゃん。悪かった
わよ。今日は早く出た分
早く帰れるつもりだったのよ。」
「別にぃ‥。」
気にはしてないという晴香の
態度だが、香織には
わかっていた。
おもしろいはずがない。
「ほんと、ごめんね。」
「だから、別にっつってんじゃん。」
その一言でまた、香織のほうが
キレテしまうのだった。
「その言い方は何よ!親に向かって!
ママだって別に遊んできたわけじゃ
ないでしょ!」
「誰も、そんなこと言ってねぇって。
すぐキレるしぃ。あーっ!うっざい。」
そういうと、部屋に引っ込んだ。
「ちょ、ちょっと、待ちなさいよ!」
追いかけようとしたが、やめた。
そして、ドアの外から
「ごめん。また、ママキレちゃった。
疲れてたのよ。明日の朝は
ごはんとパンどっちがいい?」
「・・・・・・・」
「ねぇ、どっちかくらい答えてよ。」
「・・・・・・・」
香織は、あきらめてその場を離れた。