何度でも恋に落ちる
「ちー。来年はちゃんと祝わせてね」
「来年だけ?」
千夏が翼を見上げると、翼は真っ赤になって呟いた。
「…いや、違ったね。来年からは毎年、俺に祝わせてだった」
翼はそう呟くと千夏にキスを落とした。
千夏の唇は甘いケーキの味がする。
2人が抱き締め合いながらキスをしていると、パシャっというシャッター音がリビングに響いた。
「――っ!!真弓!?」
千夏と翼が音のした方を見ると、真弓と隼人がニヤけながらデジカメを向けていた。
「うーん、二人の世界にドップリ浸かってますねぇ」
「いい記念写真が出来ましたね、お二人さん♪」
真っ赤になって真弓からカメラを奪おうとする千夏を見て笑う翼と隼人。
幸せと笑い声に包まれた千夏の誕生日は、静かに終わりを迎えた。
「来年だけ?」
千夏が翼を見上げると、翼は真っ赤になって呟いた。
「…いや、違ったね。来年からは毎年、俺に祝わせてだった」
翼はそう呟くと千夏にキスを落とした。
千夏の唇は甘いケーキの味がする。
2人が抱き締め合いながらキスをしていると、パシャっというシャッター音がリビングに響いた。
「――っ!!真弓!?」
千夏と翼が音のした方を見ると、真弓と隼人がニヤけながらデジカメを向けていた。
「うーん、二人の世界にドップリ浸かってますねぇ」
「いい記念写真が出来ましたね、お二人さん♪」
真っ赤になって真弓からカメラを奪おうとする千夏を見て笑う翼と隼人。
幸せと笑い声に包まれた千夏の誕生日は、静かに終わりを迎えた。