何度でも恋に落ちる
6・失われた記憶
「え?真弓と隼人さん、結婚するの!?」
「そうなの♪もう24歳だし結婚するか〜って流れでね。本当は大学卒業してすぐにしたかったんだけど」
「そっかぁ。おめでとう。…じゃあ真弓と一緒に暮らせるのもあとちょっとなんだね」
「大丈夫よ、千夏。もう約束の2年は過ぎちゃったけど、きっと持田さんが…」
翼の話をする真弓を見て千夏は首を振った。
「私はもう翼を待ってないよ。…もういいの。私は新しい恋をするって決めたから」
「え?」
「職場恋愛っていうのも憧れるよね。カッコいい上司との恋とかさ」
翼ほど何度もときめかせてくれる人はいなくても、恋くらい出来る。
だから大丈夫。
千夏は真弓に笑みを向けると夕飯の買い物をしに外へと出掛けた。
「そうなの♪もう24歳だし結婚するか〜って流れでね。本当は大学卒業してすぐにしたかったんだけど」
「そっかぁ。おめでとう。…じゃあ真弓と一緒に暮らせるのもあとちょっとなんだね」
「大丈夫よ、千夏。もう約束の2年は過ぎちゃったけど、きっと持田さんが…」
翼の話をする真弓を見て千夏は首を振った。
「私はもう翼を待ってないよ。…もういいの。私は新しい恋をするって決めたから」
「え?」
「職場恋愛っていうのも憧れるよね。カッコいい上司との恋とかさ」
翼ほど何度もときめかせてくれる人はいなくても、恋くらい出来る。
だから大丈夫。
千夏は真弓に笑みを向けると夕飯の買い物をしに外へと出掛けた。