何度でも恋に落ちる
「翼っ…翼!また湘南と北海道行こうね。つーちゃん2号もすくいに行こうね!!…冬になったら…冷めかけのココアを一緒に飲もうね」
「うん。もうちーを置いて何処にも行かないよ」
翼は千夏の髪を撫でると、耳元に顔を寄せて呟いた。
「ちー大好きだよ。……やっと…会えた…」
翼は涙で濡れる千夏の頬を手で包むと、優しくキスをした。
千夏が泣き止むと翼はベッドの横に置いてある自分が着ていたジャケットを羽織った。
「翼、寒いの?」
「うん。だからちー、ポケットの中で手繋ごう?」
翼が突き出すジャケットのポケットに千夏が手を入れると、違和感を感じた。
「何か入ってるよ?」
「出してみて」
千夏がポケットに入っていたものを取り出すと、それは綺麗な指輪だった。
「…何?これ」
「ちーが俺のものになる為のリング」
翼は千夏から指輪を受け取ると、千夏の薬指にはめた。
「約束の2年は過ぎちゃったけど、俺は…」
翼の口元を手で塞ぐと、千夏は頬を赤く染めて微笑んだ。
「もう何も言わないで。私、幸せ過ぎて幸せがわからなくなっちゃうよ」
「わかった。もう何も言わないよ。そのかわり…」
「何?」
千夏が顔をあげると、翼は再び千夏の唇にキスを落とした。
「うん。もうちーを置いて何処にも行かないよ」
翼は千夏の髪を撫でると、耳元に顔を寄せて呟いた。
「ちー大好きだよ。……やっと…会えた…」
翼は涙で濡れる千夏の頬を手で包むと、優しくキスをした。
千夏が泣き止むと翼はベッドの横に置いてある自分が着ていたジャケットを羽織った。
「翼、寒いの?」
「うん。だからちー、ポケットの中で手繋ごう?」
翼が突き出すジャケットのポケットに千夏が手を入れると、違和感を感じた。
「何か入ってるよ?」
「出してみて」
千夏がポケットに入っていたものを取り出すと、それは綺麗な指輪だった。
「…何?これ」
「ちーが俺のものになる為のリング」
翼は千夏から指輪を受け取ると、千夏の薬指にはめた。
「約束の2年は過ぎちゃったけど、俺は…」
翼の口元を手で塞ぐと、千夏は頬を赤く染めて微笑んだ。
「もう何も言わないで。私、幸せ過ぎて幸せがわからなくなっちゃうよ」
「わかった。もう何も言わないよ。そのかわり…」
「何?」
千夏が顔をあげると、翼は再び千夏の唇にキスを落とした。