物理に恋して
「あ、じゃあさ、明日の自由行動、一緒に回ろ!」
「明日はクラス行動だろ」
委員長がすかさず突っ込んで、
「えー!そうだっけ!」
隼人くんは純粋に驚いている。
男子たちはあきれながら爆笑。
「隼人くんて、なんか自由だね」
菜摘も、とうとうあきれちゃってる様子だ..
その時。
「隼人いたー!乱すなよー、全部まわれなくなる!」
急に後ろから隼人くんのグループらしい人たちがやってくるのが見えた。
「やべー、じゃ、秋野さん、またね!」
「うん、またね」
わたしかそう言うと、にこりと笑って、わいわい騒いでるメンバーの元へと走って行った。