きみと過ごした最後の日を、ぼくは覚えていますか。



「何してるの?」


だけど、この日だけはちがった。


「......。」

「...?おーい、聞こえてる??」


空を見上げ寝転がる、俺の目の前。

あと少し顔が近ければ、鼻と鼻がくっつきそうな距離に、『彼女』は現れた。


「...聞こえてる。」

「あ!聞こえてた!よかったー、私が見えてないのかと思っちゃった。」



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