きみと過ごした最後の日を、ぼくは覚えていますか。
◇アイスと、ときめき
きっと俺は壊れている。
じゃなきゃ、年、住んでいる場所、学校...名前以外何も知らないコイツとの空間を、『愛おしい』だなんて思うはずがない。
「また空見てる。」
「...悪いかよ。」
「悪くは無いけど、少しは私にもかまってほしい。」
おまえは俺のなんだっ、恋人か!
「めんどくさい。」
「そんなこと言うから、いつもモテないのよ。顔だけはいいのに。」
「うるさい。」