怪人K―二つの正義―

7,怪人K

何故?どうして?なんで?


そんな言葉が頭の中を駆け巡る。


長瀬さん……


「武器を捨てろ!」

銃を向けて叫ぶ声。

その声は少し震えていた。


悲しいよ……君とは仲良くなれそうだったのに…


「早くしろ!」


………私は怪人K………


君は………


「敵。」
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