許されざる恋〜あの頃キミが大好きでした〜
て思ってたら、翌朝いつものバス停に立花さんがいた

「ウソ。なんで⁉︎」

私服で雰囲気違うけど、間違いない
ど...どうしょう
めっちゃこっち見てる
てかやっぱり怒って...る?

あ...
こっちに向かってる...

「お...おはようございます」
「おはようございます」
「あの...怒って...ますよね?」
「そうですね。昨夜は色んな意味で色々ありましたから」

ごめんなさい

でも不謹慎ですが、怒ってても綺麗な人

「この場所は...」
「駿に聞きました。朝からすいません」
「いえ。あの...」
「今日お時間ありますか?」
「えっと...。夕方には仕事が終わるので」
「じゃぁ。また夕方来ます」

ウソウソ。待って
やった〜じゃない
ここで喜んだら余計怒られる

「立花さん。仕事終わったら家に行ってもいいですか?」
「わかりました。じゃあ待ってます」
「では後ほど。よろしくお願いします」
「はい。必ず行きます」

立花さんは軽く会釈して帰って行った

ヤバい。めっちゃ嬉しい
ダメダメ。まだダメ

と思いつつ、顔がニヤついてしまった
< 18 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop