許されざる恋〜あの頃キミが大好きでした〜
「あの。今更なんですが。立花さんはお幾つなんですか?」
「僕?実はこう見えて40オーバーのおじさんなんです」
「ウソ。見えない⁉︎」

マジですか⁉︎

「ウソです」

あれ?

「本当は30です」
「俺26なんで、お兄さんですね」
「やめて下さい。もうおじさんです」

立花さんは苦笑いしながら、またビールを口に運んだ

「そんな事より昨日の責任取ってください」

ん?責任ってなんだ

「また小鳥遊さんとキスがしたいです」
「立花さん酔ってます?」
「これくらいで酔いませんよ」

そう言うと、立花さんはゆっくり俺に近づいて来た

「近いです」
「近づいてますからね」
「恥ずかしいです」
「今さら照れてもダメです」

やっぱり酔ってる?
てか。からかわれてる?

「こ...う...」

きゃー。耳元で囁かないで
くすぐったくて、無意識に体がビクってなった

「感じてるんですか?」
「江。キスして…」

もうもう。甘え上手で恥ずかしい

ちゅっ。はぁ...はぁ...ちゅっぱっ...

「やっぱり…いい…ですね」

立花さんはとろけそうな目で俺を見つめていた

「たち…ば…なさん…」
「歩でいいですよ」

ちゅっ。
「はぁ…はぁ…気持ちいい…」
「やっぱりキス上手い…ですね...」

立花さんがとろとろになっていく
あまりに綺麗だから、俺も止まらなくなった
でも待って...これって…
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