許されざる恋〜あの頃キミが大好きでした〜
「はぁ。疲れた…」
電話の後。僕はバス停にしゃがみ込んだ

全てが空回りしてる気がする…
人には執着しないと決めてたのに、駿の事になると余裕がなくなってしまう…

はぁ。イラつく…

「帰ろう…」
僕はちょっとふらつきながら立ち上がった

「立花さん⁉︎大丈夫ですか?」

誰?小鳥遊さん?

「なんで。小鳥遊さんがいるんですか?」
「今帰ってきたら立花さんが見えて」
「フラついてるじゃない」
「大丈夫です。ちょっと疲れてるだけ…」

はぁもう…。今一番会いたくない…
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