許されざる恋〜あの頃キミが大好きでした〜
僕は後日駿を呼び出した

「駿。色々ごめん」
「俺こそ。余計な事しちまって」
「実は僕…あの約束をずっと本気にしてたんだ」
「あの。結婚の事だろ?」

駿は全て分かってるのか、さほど驚いた様子はなかった

「本気で僕は。駿がスキだったんだ」
「それも。薄々気づいてた」

え。マジか…
僕の方が驚いてしまった

「ごめん。気持ち悪いよな」
「俺は性癖に偏見なんてないよ。たまたまスキになったのが男ってだけだろ?」

なんて出来た幼馴染みだろう
なんか。泣きそう
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