許されざる恋〜あの頃キミが大好きでした〜
「お兄さん1人?」
「そうだよ」
「お兄さん美人だね。これからどう?」
「いいよ」

僕は高校を出てすぐ、実家を出た
特定の恋人は作らず、バーで出会う名も知らない人と体だけ重ねてた

「お兄さん名前は?」
「ナイショ」
「そんな事より早くきて」

名前なんて教えない。知りたくもない
ただ後腐れなく体だけの関係で十分だった
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