俺様御曹司に飼われました
「やっ、んっ」
「やっ、とか言ってさ……全然嫌じゃないくせに」
あたしに唇を落としながら、短調にそんなことを言う。
「やめるつもりなんてないからね」
「え?あ、うん……」
こんなとこでやめてもらえるほど、甘くはないってことくらいわかってる。
嫌なのに。
イヤなはずなのに嫌じゃない。
悪魔の動きに合わせて翻弄される自分が嫌なのに。
嫌でそして恥ずかしいのに。
でも、とくんとくんと胸は高なっていて。
「これだけじゃないよ、お前を飼うって言ったのもカノジョになれって言ったのも」
身体中にキスを刻みながら、悪魔はつぶやく。
「んっ……え?」
甘い声が漏れてしまうのを抑えながら、聞き返すけどどうしても声が漏れてしまうのが恥ずかしい。
「お前はもう俺のもんってこと」
「あっ、んっ……」
その言葉を最後に悪魔があたしに溶け込んで、旋律を描く。
……好きな子、いるくせに。
ラーメン屋での話を思い出して、胸がちくんとなったけど、それがなんなのかは分からなかった。
「やっ、とか言ってさ……全然嫌じゃないくせに」
あたしに唇を落としながら、短調にそんなことを言う。
「やめるつもりなんてないからね」
「え?あ、うん……」
こんなとこでやめてもらえるほど、甘くはないってことくらいわかってる。
嫌なのに。
イヤなはずなのに嫌じゃない。
悪魔の動きに合わせて翻弄される自分が嫌なのに。
嫌でそして恥ずかしいのに。
でも、とくんとくんと胸は高なっていて。
「これだけじゃないよ、お前を飼うって言ったのもカノジョになれって言ったのも」
身体中にキスを刻みながら、悪魔はつぶやく。
「んっ……え?」
甘い声が漏れてしまうのを抑えながら、聞き返すけどどうしても声が漏れてしまうのが恥ずかしい。
「お前はもう俺のもんってこと」
「あっ、んっ……」
その言葉を最後に悪魔があたしに溶け込んで、旋律を描く。
……好きな子、いるくせに。
ラーメン屋での話を思い出して、胸がちくんとなったけど、それがなんなのかは分からなかった。