俺様御曹司に飼われました
「名前、もう1度教えてください……」
「ふっ、あきらな。暁って字1字で暁」
「いい、名前ですね」
「ふは。覚えてなかったくせによく言うよ」
なぜか、ご機嫌になった悪魔はそのまま車を発進させる。
「えーっと……」
スマホの画面をもう1度みて、見たい映画を探す。
「ホラー以外な……」
「え!?ホラー苦手?」
普段、偉そうなのにホラー苦手なんて可愛くてつい頬が緩む。
「なに、笑ってんだよ。苦手とかじゃねぇよ、気分じゃないだけだ!」
耳まで真っ赤にしてそんなことを言う悪魔。
「そうですか」
あっさり認めてしまうけど、内心はおかしくて仕方ない。
「あ、あたしこれ見たいです」
「ん?なに?」
「これです」
あたしが見せたのは、ケータイ小説が原作になった映画だ。
「あー、これ最近はやってるよな。いいよ」
「じゃあ、これで。スマホホーム画面戻しますね」
ホームボタンを押して操作する。
「ちょ、いい!」
慌ててあたしからスマホを取り上げる。
「ふっ、あきらな。暁って字1字で暁」
「いい、名前ですね」
「ふは。覚えてなかったくせによく言うよ」
なぜか、ご機嫌になった悪魔はそのまま車を発進させる。
「えーっと……」
スマホの画面をもう1度みて、見たい映画を探す。
「ホラー以外な……」
「え!?ホラー苦手?」
普段、偉そうなのにホラー苦手なんて可愛くてつい頬が緩む。
「なに、笑ってんだよ。苦手とかじゃねぇよ、気分じゃないだけだ!」
耳まで真っ赤にしてそんなことを言う悪魔。
「そうですか」
あっさり認めてしまうけど、内心はおかしくて仕方ない。
「あ、あたしこれ見たいです」
「ん?なに?」
「これです」
あたしが見せたのは、ケータイ小説が原作になった映画だ。
「あー、これ最近はやってるよな。いいよ」
「じゃあ、これで。スマホホーム画面戻しますね」
ホームボタンを押して操作する。
「ちょ、いい!」
慌ててあたしからスマホを取り上げる。