俺様御曹司に飼われました
「おはよ」
目を覚ますと、目の前に音哉の顔。
「びっくりした!」
「ははっ」
あたしの驚く顔をみて、可笑しそうに笑う。
「あ、そっか……。昨日音哉の家にきたんだもんね」
「一緒に寝たじゃーん」
「寝たね……」
前とは全然違って、何もなかったけど。
「女と同じベッドで寝て、何もしない俺ってめっちゃ紳士じゃね?」
なんてドヤ顔。
「そうだね」
「や、お前棒読みすぎんだろ」
「いや、なんか言ってると思って……」
正直、音哉といるのは気兼ねなくて楽しい。
バカ言い合ってるのがあってるんだ。
もう、甘い雰囲気にはならない。
というかなれない。
「今日、会社にくるんじゃねぇの?御曹司」
「……そうだね」
昨日、1度あった着信。
あのあと電源を切ったからわからないけど、多分かけてきてるだろう。
悪魔のことだ。
怒っているに違いない。
目を覚ますと、目の前に音哉の顔。
「びっくりした!」
「ははっ」
あたしの驚く顔をみて、可笑しそうに笑う。
「あ、そっか……。昨日音哉の家にきたんだもんね」
「一緒に寝たじゃーん」
「寝たね……」
前とは全然違って、何もなかったけど。
「女と同じベッドで寝て、何もしない俺ってめっちゃ紳士じゃね?」
なんてドヤ顔。
「そうだね」
「や、お前棒読みすぎんだろ」
「いや、なんか言ってると思って……」
正直、音哉といるのは気兼ねなくて楽しい。
バカ言い合ってるのがあってるんだ。
もう、甘い雰囲気にはならない。
というかなれない。
「今日、会社にくるんじゃねぇの?御曹司」
「……そうだね」
昨日、1度あった着信。
あのあと電源を切ったからわからないけど、多分かけてきてるだろう。
悪魔のことだ。
怒っているに違いない。