俺様御曹司に飼われました
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「茅ヶ崎ー!ここ間違ってるぞー!」
昼休み前。
御堂さんがあたしの提出した書類を片手に掲げてる。
「あ、ごめんなさい」
御堂さんに駆け寄る。
「どしたー?いつもなら完璧なのに」
「たまたまです。気を付けます」
ペコリと頭を下げて、御堂さんから書類を受け取る。
「もうすぐ昼休みだから、終わってからでいいからな。急ぎの書類じゃないし」
「ありがとうございます」
もう一度、ペコリと頭を下げて自分のデスクへと書類を持っていく。
普段、書類を間違えることなんかしないのに。
ずっと、悪魔のことが頭から離れない。
仕事に支障をきたすような恋なんてしないほうがいいんだ。
はやく忘れた方がいい。
その方が身のためなんだ。
朝起きて、電源を入れたスマホにはさっきまでで50回以上もの不在着信がきてる。
履歴はすべて、悪魔で埋まった。
「茅ヶ崎ー!ここ間違ってるぞー!」
昼休み前。
御堂さんがあたしの提出した書類を片手に掲げてる。
「あ、ごめんなさい」
御堂さんに駆け寄る。
「どしたー?いつもなら完璧なのに」
「たまたまです。気を付けます」
ペコリと頭を下げて、御堂さんから書類を受け取る。
「もうすぐ昼休みだから、終わってからでいいからな。急ぎの書類じゃないし」
「ありがとうございます」
もう一度、ペコリと頭を下げて自分のデスクへと書類を持っていく。
普段、書類を間違えることなんかしないのに。
ずっと、悪魔のことが頭から離れない。
仕事に支障をきたすような恋なんてしないほうがいいんだ。
はやく忘れた方がいい。
その方が身のためなんだ。
朝起きて、電源を入れたスマホにはさっきまでで50回以上もの不在着信がきてる。
履歴はすべて、悪魔で埋まった。