俺様御曹司に飼われました
「え!?」
音哉と朱莉とのグループLINEには、朱莉からのLINEがきていた。
〝友達に誘われて合コンにきたら我が社の御曹司がいた!〟
そういう内容と男メンツの写真つき。
そこに恐らく友達だろう2人の人と悪魔が映っていた。
「あの御曹司と付き合ってんじゃなかったの?」
「……付き合ってるよ」
間違いなく、付き合ってるはず。
あいつはあたしのことなんてこれっぽっちも好きじゃないだろうけど。
「いいの?これ」
「……だって、あたしのことなんてアイツ好きじゃないもん」
1度だって言われたことのないそのセリフ。
「俺の大学の隣の居酒屋だよ。これ」
「ふーん」
気にならない素振りをしてみる。
本当は気になって、気になって仕方ないのに。
「いいの?」
「いいも悪いも、相手探ししてんでしょ」
割り切らないと。
この恋には終わりがあるって。
音哉と朱莉とのグループLINEには、朱莉からのLINEがきていた。
〝友達に誘われて合コンにきたら我が社の御曹司がいた!〟
そういう内容と男メンツの写真つき。
そこに恐らく友達だろう2人の人と悪魔が映っていた。
「あの御曹司と付き合ってんじゃなかったの?」
「……付き合ってるよ」
間違いなく、付き合ってるはず。
あいつはあたしのことなんてこれっぽっちも好きじゃないだろうけど。
「いいの?これ」
「……だって、あたしのことなんてアイツ好きじゃないもん」
1度だって言われたことのないそのセリフ。
「俺の大学の隣の居酒屋だよ。これ」
「ふーん」
気にならない素振りをしてみる。
本当は気になって、気になって仕方ないのに。
「いいの?」
「いいも悪いも、相手探ししてんでしょ」
割り切らないと。
この恋には終わりがあるって。