†素直になれない2人†
『オハヨ…』



いつもより元気のない挨拶…。



「おはよー慶太。」



ドキッ…



自然に自然に。



『おはよう。』




「なんかあった??」




『なんにもないけど…』




「なんか絶対あるでしょ…なんか元気ないし…」





『ただ寝不足なだけ。』




「本当に??」




『本当。』




「ふーーん。」




今日は俺が嫌いな音楽がある…




先生がいやだ。




化粧濃いおばさん。




















〜1時間目〜


音楽。




『はやく第2音楽室行ってください。』



音楽………。








「今日はいきなりですがテストをします。」



はぁ??意味わかんねぇ…



このおばさん。






「先生!!教室に教科書忘れちゃいました。とりに行っていいですか??」




「いいですよ…」



「光サン…教室についてきてくれませんか??まだ第2音楽室から教室まで道が解んないから…」




「いいよ☆」




2人きりで教室??



ふざけんな!!





「とりに行ってきます。」





後から2人の所に絶対いってやる。
< 52 / 60 >

この作品をシェア

pagetop