HANA~さよなら、大好きだった人~
第2話
ざわ…
「ねぇ、見て、あれって…」
「戒くん今日もかっこいい♡」
「いつ見ても黒崎って美人だよな」
「やっぱ、生徒会って美男美女のたまり場だよな」
学校へ近づくとともに、生徒が増え始めていた。
はぁ、今日もみんなこっち見てる…だからこいつと歩きたくないのに…
周りに入る生徒の視線はすべてこちらへ注がれていた。
理由はただ一つ、戒。
戒と私は生徒会の一員。
戒が副会長で、私は書記。
その中でも、戒は悔しいけど、イケメン。
隼人君もかなりのイケメンだけど、さすが兄弟、兄も兄なら弟もかっこいい。
チラ…
私は戒のことを見た。
「っち…顔だけはかっこいいんだよね、戒は」
「悪かったな、顔だけよくて」
えっ
「嘘、戒って超能力者?」
「馬鹿か、お前が喋ってたんだよ」
嘘、口に出てた?
「だって、本当のことだし~」
「お前って本当に見る目ないよな」
「え?」
「ねぇ、見て、あれって…」
「戒くん今日もかっこいい♡」
「いつ見ても黒崎って美人だよな」
「やっぱ、生徒会って美男美女のたまり場だよな」
学校へ近づくとともに、生徒が増え始めていた。
はぁ、今日もみんなこっち見てる…だからこいつと歩きたくないのに…
周りに入る生徒の視線はすべてこちらへ注がれていた。
理由はただ一つ、戒。
戒と私は生徒会の一員。
戒が副会長で、私は書記。
その中でも、戒は悔しいけど、イケメン。
隼人君もかなりのイケメンだけど、さすが兄弟、兄も兄なら弟もかっこいい。
チラ…
私は戒のことを見た。
「っち…顔だけはかっこいいんだよね、戒は」
「悪かったな、顔だけよくて」
えっ
「嘘、戒って超能力者?」
「馬鹿か、お前が喋ってたんだよ」
嘘、口に出てた?
「だって、本当のことだし~」
「お前って本当に見る目ないよな」
「え?」