HANA~さよなら、大好きだった人~
私の名前は黒崎 花(くろさき はな)
高校1年生。


髪の長さは腰辺りまであって、色は黒。


そこら辺にいるJKと何の変哲もない高校生です。


トントン


ビクッ!


誰かが私の部屋にノックをした。


「おい、起きてるかー」


「起きてる!」


「飯できてるから早く来いよー」


「もう、わかってるからさっさとどっか行け!」


「へいへい」


声の主はゆっくりと階段を降りて行った。


ったくもう…って!あいつと喋ってたらますます時間が!!もういいや!


私は制服のネクタイを手に持ち、扉のすぐ横に置いてある鞄を持ち部屋から飛び出していった。


ー…


「あれ?花ちゃんは?」


「もぐもぐ…あいつならまだ準備してた」


「そっか」


「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」


ズドーン!


「「!?!?!?」」


「うっぐ…」


「ったく…あいつは…」


「はは、花ちゃんらしいじゃないか」
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