HANA~さよなら、大好きだった人~
「…///」


「…おい、行くんじゃねぇーのかよ」


「あ、うん、そうだね。じゃぁ2人とも戸締りよろしくね」


「おー」


「あとでね、隼人君!」


隼人君は私のことを見ながら微笑み学校へと向かった。


隼人君…今日もかっこいい…


「あいつ、そんなにかっこいいか?」


「うん…かっこいい…って…何よあんた!!///」


「見ててバレバレ。てかお前の考えてることぐらいわかる」


「う…嘘…も…もしかして隼人君にも…///」


「大丈夫だ、あいつはクソが付くほど鈍感だからな」


そうでした…


戒がいうように、私は隼人君のことが好き。


いつ好きになったかはわからないけど、気が付いたら好きになっていた。


「ならよかった…」


「…お前、告ったりしねぇの?」


な!?///


「ここここここここここ」


「テンパりすぎ、キモイ」


「きも…はぁ…あんたってさぁ、もうちょっと優しくなれないの?」


「は?」
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