好きやねん(押さえられへん思い)


「もごもご、なってぇるぅしぃ。
・・・志望校に行くんやったら授業受けなヤバイねん。
すまん、唇離してくれへんか。
・・・きぃららさんは、俺に迷惑かけたいんか」


チャイムの音が鳴り響き終わった中。

授業が始まってるやろうと思いながら、言葉になってへん中で必死に喋ってるねん。


ぱっと唇は、離されて


「永遠君とこのまま授業サボりたかったのに。
可愛い顔して言うから、ぅうん、いいや。
教室に行って来てよ」


背中を押すような言葉で掛け降りるように駆け足で降りてん。


軽やかな走りで掛け降りてん。


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