好きやねん(押さえられへん思い)


がらがらっと先生がドアを開けてずかずかと入って行ってん。


制服姿の刑事が2人、座ってるのが目に飛び込んできてん。


どんな内容から切り出すのかも分からへんがめっちゃ緊張してくるねん。


ドキドキと心臓が早く鳴り響いて、俺は、へたれやから怖いねん。


犯人扱いされるんちゃうやろうかぁ。


「国生に話があるらしく刑事さんは、待って下さった。
俺も同席させて貰うから」

先生は、刑事に近付きながら言うねん。



< 112 / 226 >

この作品をシェア

pagetop