好きやねん(押さえられへん思い)
俺は、驚いた表情をしてやと思うねん。
「君のお弁当箱かな。
私どもがこれがきららさんが亡くなったのに関係してるように感じるんだ。
このお弁当箱には、君しか触ってないはずだよな」
刑事に言われてあいつが触ってん。
言わなあかんなぁ。
「同じクラスの直美って奴も俺の弁当を食ってん」
俺は、慌てて言ってん。
年配刑事は、鼻で笑って
「その人も関係してるかもな。
この弁当は、何処に置いてたんだ」
あいつまで、疑ってるやんけ。
え、置いてた場所か。
あいつは、ただ弁当を食っただけやん。