好きやねん(押さえられへん思い)
ぶすっとした顔で俺なんか見ずにおるねん。
怒ってるあいつの声は
痛く突き刺して
ズキンズキンと痛む
ごめん、ごめん、ごめんやで
言いたくなかったよな
「すまん、
直美の気も知らへんで教えてくれなんて。
それに、直美の恋を邪魔をしたんやろ。
ほんま、ごめんやで」
あいつに顔を見てもらわれへん。
聞いて貰えてるか分からへんのに俺は
謝って許して貰いたいねん。
ただ、傍にいたい、
ただ、あいつが幸せであって欲しい
ただ、俺は、あいつが俺に惚れる
信じてるねん
俺は、あいつの鈍感で涙もろくて強がりで怖がりで純粋でめちゃくちゃ好きやねん。
俺は、
「ごめんやで、ほんまにごめんやで」