好きやねん(押さえられへん思い)
誰やねん
俺の肘を捕まえられてんが気付ける状態じゃねぇ。
「永遠君・・・ねぇ。
永遠君たら」
俺は、落ち込んでるからも知れへんが捕まられて歩けない状態なのに。
気付けてへん。
捕まえられてる事すら気付かへん。
暖かな感触が俺の頬に感触がして
暖かなってって言うより熱いと言ったほうがええんか。
缶コーヒーを頬に俺の頬にはつらつした声と暖かさ。
誰か分からへんあったかみに地べたに膝をついて真っ白のじゅうたんに座りこんでん。
「どうしの。
永遠君」
真っ黒のブレザー姿のままで俺が座ったから缶コーヒーは、ポトンと落ちてん。
慌ててる声が少しずつ小さく消えそうに聞こえてくるねん。