好きやねん(押さえられへん思い)
なんでやねん
俺は、あいつから電話を切られてん。
何か有ったか分からへんが行かなあかん。
俺は、制服姿やったが寝呆けてるねんけど気にしてられへん。
「おかん、ちょっと出てくるで」
俺は、玄関で言いながらノブに手を回してん。
「・・・永遠」
おかんの声が閉まって聞こえへんかった。
エレベータのスイッチを押したが一向にこうへん。
あいつが5分でって言ったやから間に合うように行かなあかん。
俺は、階段で全力で走って行こう。
間に合うか分からへんが俺は、足を止める事なく、走ってん。
何かを考えてる余裕なんてあらへん。