好きやねん(押さえられへん思い)
「うわぁぁぁん、永遠君たら・・・きららがウソつきみたいに言う。
本当の事を直美ちゃんに聞いて貰ったのに・・・。
直美ちゃんは、私の事、信用してくれるよね」
泣きながらあいつに訴えるきららさんにムカついてくるねん。
あ、そっか。
あいつは、俺を信用しねぇ。
俺は、悲しいねんけどそんな気がするねん。
あいつは、ベットの上でお父さん座りになって考えとる。
あいつは、拳にした右手と拳にしてる右手の下に抱えた左手でぽんと音をさせて閃いたらしいねん。
どんな言葉が出るんか。
興味津々な眼差してあいつを見つめてん。
「永遠、きららちゃんを泣かせたらダメだよ。
きららちゃんが永遠への思いいっぱい詰まってる。
キスしたんがどっちからどんな状況かは、竜神と一緒にいたから分からないけど泣かせたんだから謝りなさいよ。
きららちゃんは、永遠が好き。
好きじゃないと言うのがは私が幼なじみだから照れくさいでしょ。
そう、そうに決まってる」
閃いたらしいあいつは、俺の話もきららさんの話しも聞いてへん。
あいつらしい。