好きやねん(押さえられへん思い)



なんでやねん、


俺は、頭真っ白になってしもうとるねん。


竜神の子をあいつ妊娠したんか。


「嘘やろう」

俺は、ちょっと大きな声で言ったもんやから竜神とあいつは、見上げてん。


「永遠、人の話し、盗み聞きするなんて最低」

「永遠が父親に欄に書け。
じゃあ、俺は、失礼」

何をぬかすねん。


俺は、ひょぃっと降りて、

「何をぬかすとるんじゃぼけ。
お前、いっぺん、いってまおうか」


ぐぃぐぃっと


俺は、胸ぐらを掴んで言いながらドスが効いた声でいってん。


逃げられたらあかん。


突っ込み所、満載やんけ。


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